3月15日に行われた13回日本地学オリンピック本選において、地学部に所属している下河邊太智君(新高1)が成績上位10名に与えられる金賞を受賞しました。さらに、受験時中学3年生の下河邊君は、中学生総合成績１位に該当する「つくば科学万博記念財団理事長賞」も受賞しました。金賞受賞者による国際地学オリンピック日本代表選抜では惜しくも代表を逃しましたが、次回以降、英語力に磨きをかけ吉報を得られることを願っています。

第13回日本地学オリンピック・本選結果：http://jeso.jp/jeso/final.html#result-a

【釜口悠太君(新高3)は銅賞を受賞しました！地学部には所属していない生徒ですが、地球惑星科学に関心をもって自ら応募してくれたこと、地学の授業をベースに対策したと言ってくれたことを大変うれしく思います。】

さらに下河邊君は、気象予報士試験にも合格しました。この試験は2021年1月31日に実施されたもので、合格率5.6％という難関のテストだったにも関わらず、中3にして見事一発合格を果たしたことは、素晴らしいの一言です。地学オリンピックの勉強をする中で気象分野に興味を持ち、もっと学びを深めていきたいという思いから、独学でテキストを進めていったということです。

一方で下河邊君は、決して試験だけに燃えるタイプの生徒ではなく、部活動にも熱心に取り組んでいます。湧水の観測を積極的に行ってくれたり、研究活動にも参加したり、巡検の際には関連資料をまとめて提示してくれたり、会計係として煩雑な事務作業を引き受けてくれたりもしています。顧問としては、その姿勢にいつも感心させられるばかりです。今回の受賞と合格に心から敬意を表すとともに、今後の更なる活躍を大いに期待しています。本当におめでとうございます。